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ちょぼちょぼと進んでいるようないないような。
でもやっぱりギリギリだよね。
そんな最近。


今日は友人が就活で俺の地元の方へ来ていたので、冷やかしに行ってきました。
俺の方が先に用事が終わったんで、就活先を見つけて出待ちしようと思ったのですが、見つからなくてうろうろ。
仕方ないので近くの図書館で待とうと思ったら閉館まで後20分・・・orz
こうなりゃ公園で待つさ!!とベンチに座ってぼんやり。
携帯見たり辺りを気にしたりしていたら、5分もしないで通りに見たことのあるコート姿が・・・!
人間違いだったら嫌だなぁと思いながら後を追跡。
しかしメールが来て確信に変わる!!
というお前はストーカーかッ!!という行動を取っておりました。
その後ちょいとファーストフードでご飯を食べ、二駅移動してぐるーと回って音ゲーして終わりました。
より正確に言うなら、俺が最近の特撮を熱く語って終わった感じです。
いや本当すいませんでした。
アプアルとかについてもっと突っ込むべきだったのだろうなぁ。
ともかく俺はとっても楽しかったです!!
また遊んでください!!!!!!


さて、2月22日猫の日になにか!と思いつつ、途中まで書いて放置してしまったものを、そのまま置いていこうと思います。
気が向いたら続き書きます。
ていうかオチどうしよう。
あ、単にミーシャがレオンに猫耳付けるだけの話です。今のところ。
折り畳みからどうぞ。

「ねぇ兄様、今日が何の日か知ってる?」
「今日?」
ソファーにゆったりと座り雑誌を読んでいたレオンの元にやってきたミーシャがにこやかに訊ねる。
問われたレオンは雑誌から顔を上げミーシャを見ると、小首を傾げて考え始めた。
今日は2月22日。自分の誕生日でも家族の誕生日でもない。
では何かの記念日だろうか。それでもレオンには思い当たる節がない。
考えつかないレオンは困った笑顔を浮かべてミーシャに訊ねた。
「すまないミーシャ、今日は一体何の日なんだ?」
「今日は2月22日。つまり2のゾロ目の日でしょう?」
「そうだな」
それで?とレオンが目で先を促すと、ミーシャは得意満面の笑みで答えた。
「222、にゃんにゃんにゃん、で猫の日なの!」
「ああ、成る程」
語呂合わせに感心しつつレオンは僅かに首を捻る。我が家では特に猫を飼っている訳でもないからあまり関係のない日だと思うのだが、何故振られたのか分からない。
仮にこれが猫を飼いたいという振りなのだとしても、まず突破するべき関門は自分ではなくスコルピオスだろうに。
首を傾げるレオンを見ていたミーシャはふふふ、と嫌な笑みを浮かべレオンの視界から隠すように背に回して持っていた物を取り出した。
「猫の日が猫を愛でるだけの日だと思ったら大間違いよ兄様!」
「み、ミーシャ?それって、えっと、ミーシャが付ける・・・んじゃない、ね」
「猫の気持ちに思いを馳せるのも猫の日の役割だと思うの!だからさあ兄様!!」
「いや、あの、ミーシャ?」
勢いに任せてまくし立てられ、ズズイッと顔を近づけられたレオンは思わずソファーから立ち上がらんばかりに後ずさる。
しかし頭上に向かって伸ばされる手に対して大した抵抗をしなかった為に、たやすくそれはレオンの頭上に居座ってしまった。
レオンの抵抗がないのをいいことに好きなように微調整を完了させたミーシャは、レオンから少し離れたところから全体を観察し、満足げな顔をする。
ミーシャの手によってレオンの頭に取り付けられたのは、白くふわふわした猫耳付きのカチューシャだった。
「さすが兄様!似合ってる!」
「それはどうも」
軽く愛想笑いを浮かべるも出てくる溜息を抑えきれない。
年を重ねて女性らしくなったとはいえ、生来のやんちゃな気質が消え去るわけではない。
決して甘やかして育てたはずはないのだけれど、それでもこうなってしまった末妹が何を言っても聞かないことは既に十分知っていたので、レオンは大人しく彼女の企みに付き合うことにした。
「それでミーシャ?これは何時までどうしていればいいのかな?」
「今日一日外さないで付けていればいいわ」
「普通に生活していていいわけだね」
猫の気持ちに思いを馳せると言った割に、やることは単に猫耳を付けているだけらしい。
考えてみれば語尾にニャを付けろとか猫っぽく振る舞えなどと言われなかったことに胸を撫で下ろすべきなのかもしれない。
なんにせよ、この飾りを一日付けているだけでミーシャの気が収まるのなら、それでいいだろう。
「そうだミーシャ、これはやっぱり外へ出るときも付けて行かなければいけないのだろうか?」
「うーん私としてはその方が嬉しいけれど、あまり変な虫に目を付けられても嫌だから、・・・そうねこれを被っていってくれれば外して行っていいわよ」
言われて気づいて考えた割には用意周到に思えるのはレオンの勘ぐり過ぎだろうか。
ミーシャの手元に示されたのは可愛い系の黒い帽子で、左右に盛り上がりがあり猫の耳のように見えるデザインになっている。
あくまでも猫っぽいものを身に付けさせたいらしいミーシャに苦笑しつつも、レオンは素直にそれを受け取った。
 
白い人工毛がふさふさとして意外と肌触りのいい猫耳を付けたまま、ソファーに沈みこんで雑誌を読んでいたレオンは重い溜息を吐いた。
結局レオンに耳を付けるだけ付けて、ミーシャは友達と約束があると出掛けてしまったし、年の離れた腹違いの兄も仕事が立て込んだとかで今日は帰って来られないかもしれないと言ってきた。
家の中にはレオン一人きり。正直この頭の上の飾りを付けておく必要などあるのだろうか。
ともすればその存在を忘れてしまうほど馴染んだ猫耳カチューシャをぱしぱしとソファーに当てて、居もしない誰かに無言の抗議を行う。
そんな子供っぽい行動をレオンが取っていると、ガチャンッと玄関ドアの開く音がして、レオンは思わず身を堅くした。
一体誰かとドギマギするが、赤髪の兄の仕事が余りにも早く終わったのでない限り、音の主は一人しかいないことに思い至った。
今日家に帰ってくるのは弟のエレフ一人だ。
決して早くない足取りで移動してくる足音に、最初はなんだエレフかと思っていたレオンの体が緊張に硬くなる。
エレフは思いの外容赦がない。この状況にスコルピオスならば呆れと同情の目で見るだけだろうが、これがエレフとなれば冷ややかな蔑みの目に晒されることは間違いない。
昔は兄様兄様とレオンの後ろをくっついて歩いていたレフだが、成長するにすれてレオンに対するその態度はどんどん硬化し冷ややかになり距離が離れていった。
反抗期と言えばそれまでだが、その刺々しい態度に傷つくこともしばしばである。
自分から好んでやっていることではない上に、弟に侮蔑の目で見られればさすがのレオンでも確実に傷つくだろう。
ここはエレフが来る前にさっさと自室に籠もってしまうのが得策だろうが、それを実行に移すには足音が近づき過ぎていた。
雑誌を被って寝たふりでもしようかと思ったりと一人狼狽えていたが、結局何事もなかったように振る舞うことにした。

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