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うわー、もう12月も後半ですよ!
日曜からの一週間、その前半部が嫌過ぎてたまらない・・・orz
発表とか大嫌いなのにー!!
しかもなんかちょっと風邪引いたっぽいとかどういうことだー!
朝から鼻水とくしゃみが止まらないorz
とりあえず今は暖房のある部屋で温かいココアを啜ってます。
今はこのまま暖房のある温い部屋で寝る。うん。もう朝から出動だし。
あ、拍手押して下さった方、どうもありがとうございます!


ちょっとばかしSHのメルヒェン話。
姉が黒き女将の宿のラストが怖い怖い言うので、ちょっと文章にしてみた。
・・・ホラーってどうやって書くの?という出来になった。
考えてみたら、ろくにホラー小説って読んだことないんですよね。
ミステリーは好きで読むんだけれど・・・。
まぁそんなことはどうでもよくて、黒き女将の~の途中、女将が接客中に突然店を出て行くのがどうして分からない~!と思っていたら、どうもあれ、食材がなくて探しに行ったらしいですね。
言われてみるとかなり単純な理由なんですが、全然気が付かなかった・・・。
でもちょっとスッキリしました!
この先ちょっと別の文章が長いので、ホラーに挑戦して失敗した短文をお読みの方は、その辺無視して折り畳みへどうぞ。

さてさて、今回メルヒェンを聞いて、例に漏れずエリーゼに滾ったわけですが・・・。
ここでちょっと現時点でのうちのエリーゼの方向性を出しておこうかと。
俺の中では、エリーゼ=テレーゼ説を大プッシュです。
より正確に言うと、エリーゼ=テレーゼ+エリザベートで。
そもそもエリーゼという存在の依代がエリザベートが渡した人形だとするなら、やっぱりエリーゼを構成する要素にエリザベートも存在するべきだと思うんですよね。
エリーゼのメルに対する感情が限りなく恋愛に近い、もしくは等しいものだというのなら、その感情がテレーゼから来るのはちょっとなぁ、と。
なので、エリザベートが人形に込めた強い感情とテレーゼの情念が合わさってエリーゼが出来たんじゃないかと思ってみたり。
エリザベートはメルと出会い別れた時まだ子供で、メルに対して抱いていた感情が恋愛感情だとはその時知らなかった。それでもやっぱり名前や明確な形を成してなくても、人形には恋愛感情と離れたくない、一緒にいたいという強い願いと思いが込められていたはずです。
それも人形はエリザベートそっくりだったという辺りから想いの深さは押して測るべしですよね。
そしてテレーゼはイドイドで歌っている限り、メルのことは自分の子供として深く愛していた。
その子供が目の前でかなりの高所から突き落とされ、安否も確認できず、魔女として処刑された。
子を想う母にとって、これほど残酷なこともないですよね。
時代の流れか、誰かの計略かは定かではないですが、今まで頼られれば助け、極力関わらないようにしてきた人々に殺されてしまう。憎まないでいられるわけがない。
憎しみと、メルへの親としての執着がエリザベートの人形に宿ったのではないかな、と。
きっと人形にはメルへの愛情だけでなく、大人達への憎しみもひっそり宿っていたんじゃないかとも思うんで。
そういう暗い部分やメルのそばにあったことから、テレーゼは人形に惹かれて、そこに最初から宿っていたモノに溶け合って、エリーゼ誕生!みたいな。
テレーゼの知識が一部プラスされているから、エリザベートの幼い感情も恋愛に昇格したりとか。
あと、実はメルが最後にエリザベートのところに行かなければこんなことにならなかったかもしれない、とかテレーゼは心のどこかで思っていて、エリーゼに成って子供嫌い発言に繋がっていたらちょっと美味しいとか思ったり。
という妄想でした。これは全然考察じゃないです。
ミクが歌ってる部分何言ってるんだっけ、と思って今歌詞見てみたんですが、愛しい腕に抱かれて~ということはメルと一緒にイドに落ちてるんですね、人形自体が。
しかも復讐じゃなくて、殺意を歌うって怖っ!
割と復讐が痛いというか殺しにかかりそうな感じなのはエリーゼのせいなの?(^^;)
とりあえず、あああああ(本来は漢字変換)の部分と、イド至る~、森へ至る~には意味があるのかが気になる。
あと、どうしてエリーゼが消えたのかがちょっと自分の中で消化仕切れてない感じがします。
エリーゼはメルが目覚める前に既に誕生しているので、必ずしもメルがエリーゼの存在を望んだり認めたりしなくても存在出来ると思うんですよ。
でも、エリーザベトにはエリーザベト人形時代の憎悪を否定され、メルには存在理由はもうないと言われて、悲鳴を上げながら消えてしまう。
これはなんでなんだろう?
テレーゼの悪意も愛し子に否定されたし・・・?
エリーゼは結局メルによって存在できていた存在だったってことなの・・・か?
わかんなーいーなー。
でも今はエリーゼ=テレーゼ+エリザベートで滾るからいいや。
長文失礼しました。
 

 

宿場【黒狐亭】の営業が終わり、性別不詳、年齢不詳の怪しい女将が一人、誰もいない客席で帳簿をつけていた。
夜も夜中、後は朝日を待つばかりという時間に、火を灯した蜀台の明かりを頼りに帳簿をつけていく。
シンと静まり返った部屋の中には、外を吹く風と、風が戸を揺らす音だけが聞こえる。
ふいに、トントンと宿場の扉を叩く小さな音が部屋の中に響いた。
しかし、ぶつぶつと何事かぼやきながら帳簿をつけている女将はその音に気付かない。
トントンと今度は先ほどより強めに扉が打ち鳴らされる。
ようやく気付いた女将が顔を上げたが、顔を顰めて営業時間は終わってるわよ!とだけ叫んでまた帳簿に向かう。
けれども扉を叩く音は途絶えない。
トントン、トントンとリズミカルに扉を叩く音は、無視されるたびにより強く、打ち鳴らされる。
どうせ浮浪者か何かだろうと思って聞き流していた女将だが、いつまでも鳴り止まないノックの音に、腹立たしげに立ち上がったとき、奇妙なことに気付いた。
ノックの音が僅かに重複している。
まるで扉を叩いているのは一人ではなく、何人もいるかのように。
それは次第に数を増し、今にも扉を壊さんばかりの勢いで音がする。
あまりの不気味さに女将は尻込みするが、一向に鳴り止まない音と、生来の肝の据わった性格から、思い切って扉を開いた。
そこにいたのは、先日絞首台に送られた田舎娘一人だけだった。
ぼさぼさの髪に擦り切れ汚れた服、暗くてよく見えないが目の前に立つ少女は確かに少し前まで黒狐亭で働いていた田舎出の娘だ。
女将は驚いて思わず少女に問いかける。
「なーによあんた、その格好どうしたのよ?」
「はぁ、雑に扱われだもんで」
「じゃあ、その目はどうしたのよ」
「はぁ、カラスに突かれただ」
「ふーん、じゃあその腹はどうしたの」
「はぁ、誰かに裂かれただ」
「だったら、肝臓はどうしたの?」
女将が聞くと、少女は先ほどまでの項垂れた様子からは想像もつかないほど俊敏に、女将の腕を掴むとぐっと顔を女将に近づける。
慌てて女将が振り解こうとしても、信じられないような強さで掴まれていて離れない。
少女は女将を逃がさないよう強い力でその腕を掴みながら、しかし声は変わらず淡々とした調子を崩さずに言った。
「肝臓はあんたが食っちまったべ?なぁ、おらの肝臓返せぇ」
少女の言葉を皮切りに、返せ返せと声がする。
女将が驚いて声のする方を見ると、そこには何人もの人間が女将を取り囲んでいた。
「ぎぃいやああぁぁぁぁあああああぁぁぁあああああ!!!!!!!」
絶叫を残して、その後女将がどうなったのか知るものはいない。

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