次はミーシャ。
幼少時はお転婆でエレフを振り回していた割に、水面に映る月を手に出来る日が来ると信じていたロマンチスト。
ミーシャはパパっ子だったんじゃないかなぁ、腕に掴まって持ち上げてもらうとか好きだった的な妄想。
運命の双子の最後でスコピーの手下に掴まり、奴隷市へ。
奴隷市場にてエレフの買い手とは別の所にお買い上げ、お持ち帰りされる。
それがたぶん売春系の（花魁チックな）所だった。
で、お客の元へ向かう先輩に付いてイーリオンへ至り、エレフと再会。
エレフと再会したきっかけがどうもエレフにいかがわしいことをしていたのと同一人物の変態神官ぽいので、もしかしたら最初からミーシャを売る、あるいはお客を取らせるために連れて来た可能性も？
それは兎も角エレフと再会したミーシャはオリオン加えた三人でイーリオンから逃亡する。
イーリオンから出た後の三人に関しては、妄想としてもあんまり考えたことがなかったり。
それほど遠くに出ないうちに散り散りになってしまったのか、それとも海に出る辺りまでは一緒だったのか。
出来れば一緒の方がいいなぁ、短くとも幸せな一時的な。
それでみんなで海に出て、どうにか船に乗ったはいいけど、嵐で船は難破、みんなバラバラに流されていきました。ってのがちょっとは幸せな感じがしていいかなぁ。
で、ミーシャはレスボス島、聖なる詩人の島に漂着する。
この時、ミーシャは海の塩にやられて失明している。
失明といってもどの程度見えないのか分からないんだけど、たぶん微かな光が感じられるか感じれないかくらいなものなのかなと思ってみたり。
そしてソフィーの元に師事する間に、星読みとしての才を見出され星巫女になる訳だ。
で、この星読みの才というか能力だけど、これはやはり雷神の血が流れているからこそじゃないかな、と。
視力があろうがなかろうが、星読みの勉強さえしていれば出来たんだろうけど、やっぱり目が見えないことでより強固な能力として発現したとかだったらいいな、なんていう妄想。
そして、星巫女としてその才を遺憾なく発揮していたミーシャの元にスコピーがやってくる訳ですよ。
スコピーは多分強い能力を持った女性＝ヒュドラの生け贄としてふさわしい女性がいると知ってやって来たんだろうね。
そしてミーシャはそれを知っていた。

ところで話がちょいと逸れるのだけど、冥王で不運な姫君と血塗れた花嫁ていうのが出てくる。ずっとこれって誰と誰の事を言ってるのかな、と思っていたのですが、これも解釈は色々あると思う中で一つ、実はどっちもミーシャの事言ってるんじゃないのかな、と最近開き直りました。
不運な運命を辿った雷神の姫君であり、ヒュドラに捧げられた血塗れた花嫁（生け贄＝神との婚姻、スコピーに切られて血塗れ）。
ただそれが言いたかっただけなので、閑話休題。

さてそれにしても、星巫女であるミーシャは自分が死ぬことが分かっていたわけだけど、そのバッグに流れる繋がりまで知っていたのか？
自分がアルカディアの王族であること、運命を嘆く獅子座が示すレオンが自分の兄であること、自分を殺すスコピーが兄であること。そのどこまでを知っていたのか。
どこまで知ってるのが一番美味しいのかなぁ（基準はそれか）

かつて勇者だった王デメトリウス
本当は最後の方で言えばいっかな、と思っていたんですが、先々のためにもここでちょっと触れておこうかと。
デメに関しては、奴隷達の～の最後で少しだけ記述があります。
傀儡と化した王とあり、つまり誰かの思うままに操られるようになってしまったと。
で、誰に操られているのかっていうのが、まあスコピーかなぁ、なんて。まあ他にも操りそうな人はいるんでしょけども、ここはあえて泥沼に足を突っ込んでみようかと。
私的に一番いいのはデメが権力思想に取り憑かれて～ってのが好みなんですが、それでも傀儡っていうのか分かんないので、スコピー黒幕でGoしようかと。